いつもやりたい放題で俺様なれおが、こちらをチラッと見ては様子を伺っている様な…。
何やらおとなしく心配している様子。
風邪をひいて寝ていたりすると、いつも思い出す事があります。
それは親戚の家で飼っていたワイマラナー雌の『フーチ』。
15歳で亡くなるまで心優しく人なつっこい、楽しいわんこでした。
その頃、私は親戚の家に居候していて、そこから会社に通っていましたが、おもに散歩は私の仕事。
当時ワイマラナーは日本に数頭しかいなかった為、珍しく身体も大きかったので
散歩に出てはよく怖がられましたっけ…。
私が風邪を悪化させ肺炎になり、入院はまぬがれ自宅療養していた時の事です。
安静にしていなければならず寝ていた時、付きっきりで隣にいたのはフーチでした。
肺炎といってもだいぶ良くなっていたので、ただただ安静にして寝ているだけ…。
なのに、散歩と食事以外は私のそばから離れようとしません。時々トイレにもついてきましたっけ。
今から何十年も前の事なのに、風邪をひいて寝ているとその時の事を思い出します。
我が家の先代わんこのチョビにもそういった思い出が数多くあります。
わんこ・にゃんこを飼う事は大変ですが、おかげで内容の濃い毎日を送っている様な気がします。